厳選8本~現代フィリピンが分かるニュース記事~

2012年11月06日 未分類.


「フィリピン共和国」
連想するイメージは、 バナナ? トロピカルリゾート? それとも 途上国?

21世紀の現代フィリピンがよく分かる英文ニュース記事(日本語解説付き)を8本ご用意しました。

 

※この記事はラングリッチのオンラインレッスン向けのテキストです。

英文ニュース記事を使った勉強法はこちらの記事、
“ニュースレッスンの進め方、ニュースレッスンを活かして効果的に学習を行う方法”
にまとめてありますので参考にしてください。

そして、もし良かったら、この記事をきっかけにフィリピン人とのオンライン英会話に挑戦してみてください。
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◆世界一 「コールセンター」産業

英語能力試験「TOEFL」で、アジア5位の英語力をもつフィリピン人たち。
高度な英語力と安価な労働力のため、英米企業の業務アウトソーシング先として確固たる地位を築いてきました。

(1) Call me: Tech powers Philippines call centre success
(情報技術 フィリピン・コールセンターの成功)

 “2011年、コールセンター勤務人口は約60万人。コールセンター産業の規模は、インドを超えました。”

(2) A New Capital of Call Centers(コールセンター 新たな中心地)

“フィリピン人は、小学1年生からアメリカ英語の教育を受け、ハンバーガーを食べ、バスケットボールNBAを応援し、生活全体が「アメリカナイズ」されています。そこに、東洋の「おもてなしの心」が合わさり、独特のコンビネーションが生まれたのです。”

時差の関係で、勤務時間は深夜。業務内容によっては、顧客からのクレームを延々と聞き続けることになるストレスの多い仕事だと聞きます。

 

◆海外出稼ぎで、バラバラになる家族

(3) Young Filipinos staying home instead of working overseas
(海外就職ではなく、自国を選んだ若者たち)

“母はニューヨーク、父はサウジアラビア、そして私はフィリピンにいます。両親の仕送りおかげで不自由のない生活が出来ましたが、私たち家族はバラバラ。孤独な子供時代でした。”

 

◆「海外就職」の近道?フィリピン人看護師たち

(4) From Philippines, With Scrubs; How One Ethnic Group Came to Dominate the Nursing Field
(いかにしてフィリピン人たちは、世界の看護業界で支配的立場になったのか)

“アメリカでもしフィリピン人の女性に会ったら、十中八九、「職業は看護師」で間違いないだろう。では男性は?これまた、十中八九、「妻は看護師です」と言うだろう。”

(5) Nursing dream turns sour in the Philippines
(看護師の夢、苦い現実)

‟これまで長い間、看護師として海外就職することは、貧困から抜け出すパスポートのように、考えられてきました。(中略)しかし近年、各国で自国民の雇用を重視し、特に欧米ではフィリピン人の労働機会を厳しく制限するようになりました。”

看護学部はフィリピン人に最も人気のある学部です。なぜなら、海外就職を目指す若者にとって、看護師資格は最も有効な資格の1つだからです。しかし、諸外国の政策変更で海外の雇用機会は減少。国内の雇用も限られ、資格を持ちながら看護師の夢を諦めた者、無給のボランティア看護師として雇用のチャンスを待つ者、選ぶ道は人それぞれです。

 

◆「危険な街・マニラ」?

(6) The Bold and the Beautiful(力強さと美しさ)

“マニラに美しさを見出せない人は、たぶんどこへ行っても見つけられないと思いますよ。”

日本人にとって、首都マニラは発展途上国特有の混沌とした空気、汚さ、犯罪…などネガティブな印象が多いと思います。記事では、米国の雑誌「TIME」の記者が見た、現在のマニラの様子が書かれています。

 

◆ 「フィリピン人」である誇り

(7) 50 Reasons to Feel Good About Being Pinoy
(フィリピン人であることを誇りに思える50のこと)

“フィリピン流 おもてなし:1番美味しい料理、最も快適な部屋と新品のベッドシーツを客人に用意します。

近くて遠い国・フィリピンの隠れた魅力を、フィリピン人が紹介。

 

◆「キリスト教国家」フィリピンの一面

(8) UN urges Philippines to pass free contraceptives bill
(国連がフィリピンに「避妊具無償提供」の法律制定を強く迫る)

“フィリピンは東南アジア諸国の中で、妊産婦死亡率が最も高い国の一つです。死に至った妊産婦のほとんどが16歳から19歳の、貧困家庭に属する女性。”

避妊具を使わない性交渉が悲劇を招くとして、避妊具の無償提供をする法律が検討されています。しかし、国民の80%以上が属するカトリック教会は、避妊具の使用自体に「NO」を唱えています。

 
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